鉄道・列車で行くバーゼル～チューリッヒ

バーゼルからチューリッヒまでは約1時間の鉄道の旅です。短すぎず、長すぎず、歩き疲れ少し休憩するには鉄道旅行は最適です。ゆったりとしたシートで車窓を眺めながら移りゆく景色を眺めるのは最高の贅沢。
チューリッヒ、ジュネーヴに次ぐスイス第3の都市バーゼルはライン川最上流の港を持つ最終遡行地点で、ドイツ・フランス・スイスの3国との国境に位置するため国際的な都市でもあります。中でも有名なのは宝飾時計見本市「バーゼルフェア」やバーゼル私立美術館、現代美術のクンストハレ、バイエラー財団美術館、スイス検定九博物館、バーゼル薬学歴史博物館、スイス最古の大学であるバーゼル大学など、ライン川を河口としたヴィーゼなど文化・芸術面でも見どころが沢山あります。
チューリッヒはスイス最大の都市でリマト川左岸では聖母聖堂、聖ペーター教会、スイス国立博物館、デザイン美術館、べイヤー時計博物館があり、リマト川右岸には堂々とそびえ立つ2本の塔を持つ大聖堂、チューリッヒ美術館、世界的に有名な建築家であるル・コルビュジェの作品が展示されているル・コルビュジェ・ハウスがあります。
またチューリッヒ近郊ではクリスマスマーケットでも知られる町アインジーデルンはスイスで最も有名なカトリック巡礼の地で、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラへ続く巡礼路「聖ヤコブの道」にある重要ポイント地点でもあります。ヒルツェルには「アルプスの少女ハイジ」の作家、ヨハンナ・シュピリ博物館があります。