鉄道・列車で行くプラハ～ブダペスト

ハンガリーの首都ブダペストは欧州連合の中でも指折りの大都市です。ドナウ川の河畔にあって「ドナウの真珠」とも「東欧のパリ」とも呼ばれる通り、ヨーロッパで最も美しい街の1つとして人気があります。ローマ帝国の時代に起源を持つこの街は様々な歴史の舞台となり世界遺産に登録された多くの建造物があります。チェコ共和国の首都プラハで陰影に満ちた歴史に浸った後は、ブダペストも是非訪れてみたい所です。
プラハからブダペストへは国際列車ユーロシティの直行便なら約7時間でアクセスできます。プラハで軽食やスイーツを買って乗車するのも楽しいですが、座席が相乗りのコンパートメントになっている場合は、朝食やランチを食堂車のテーブルでとればゆったりできます。途中で停車した駅からはゴシック建築の教会が見えることも。朝プラハを出発すれば夕方にはブダペストに到着なので、ゲレルトの丘などからの夜景が楽しめます。
またブダペストの特徴は豊かな温泉。「スパの街」と呼ばれるほど温泉を利用した施設が充実しています。セーチェニ温泉は欧州最大級の複合温泉施設。ブダペストを訪れるなら水着を持って行くと何かと好都合。ゲッレールト温泉はホテル内にある温泉で宿泊者は温泉プールなどに無料で入れます。その他、ドナウ川沿いなどにスパ付きのホテルがあるので宿泊するのもオススメ。また、ハンガリーではドナウ川で獲れる魚を使った料理が多く、コイやナマズなども味わってみたいものです。