ÖBBナイトジェットの人気ルートや所要時間・料金体系などを紹介します。ご希望の区間を選べばオンラインで簡単にご予約が可能です。

ÖBBナイトジェット

ホテル同等のサービスを提供する夜行列車

2016年12月11日からオーストリアを中心にドイツ、スイス、イタリアの主要都市間を結ぶ夜行列車が、「NIGHTJET(ナイトジェット)」の名前で新たに運行を開始しました。オーストリア国鉄が運行を担当し、オーストリア内と他国の路線、国際線の幅広い区間を網羅します。

寝台列車、シティナイトラインが撤退を表明してから鉄道での夜の移動可否が注目されてきましたが、多くの路線をナイトジェットが引き継ぎ、夜行列車ファンにとっては一安心できる事例となりました。

区間にもよりますがクラスはシティナイトラインとほぼ変わらない編成。シャワー付きのデラックス寝台(1~3名様用)、通常寝台(1~3名様用)、簡易寝台(4名様もしくは6名様用)と座席車が用意され、人数や予算、自身の旅の特徴に応じて柔軟な選択が可能です。ベッドや車内インテリアもより快適にリニューアルされました。

夜行列車はヨーロッパ内でも運行路線や本数がどんどん減ってきていました。その一方でナイトジェットの登場から移動手段の1つとして残っていくかもしれない、とつい考えさせてられてしまいます。

鉄道チケットとは

出発・到着地の名前から登録

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出発地点を登録 (クリックすると自動で左の「鉄道乗車券を検索」の出発地に登録されます)

到着地点を登録 (クリックすると自動で左の「鉄道乗車券を検索」の到着地に登録されます)

所要時間

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通年運行

主要路線 発/着 所要時間
Komet号 チューリヒ~ハンブルグ 約12時間
Pegasus号 チューリヒ~アムステルダム 約11時間50分
Lupus号 ミュンヘン~ローマ 約12時間20分
Sirius号 ベルリン~チューリッヒ 約12時間
Pollux号 アムステルダム~ミュンヘン 約10時間40分

※ÖBBナイトジェットのキャンセル・変更はお申込者全員分の手数料が発生いたします。

知っ得情報

上記以外にも路線が増減することがあります。また、路線工事などの影響で運休やルート変更などもありますのでご注意ください。

料金体系

料金プラン 内容
ノーマル料金 通常料金となります。子供料金は、乗車日に6歳以上15歳未満の場合に適用。
ただし、6歳未満で寝台を使用せず両親と同じベッドを利用する場合は無料です。
キャンセルおよび変更が可能です。(別途手数料がかかります。)
早割り料金 発券後の予約変更、および払い戻しはできません。
*ノーマル料金に対し、お席の数が少なくなっております。
パスホルダー料金(注1) 有効な下記の鉄道パスをお持ちの方に適用。(注2)
*ノーマル料金に対し、お席の数が少なくなっております。
*ナイトジェットは全席指定制のためパスのみではに乗車できません。
*必ず事前にパスホルダー料金にてチケットを購入する必要があります。
*キャンセル、変更はできません。
(注1)パスホルダー料金について
鉄道パスを利用し、チケットを割引購入できます。
(注2)「パスホルダー料金」が適用されるパス

乗車区間の全区間をカバーするパス所持者に適用されます。

  • ■ ユーレイルグローバルパス
  • ■ 出発国・目的国・および通過国が選択されたユーレイルセレクトパス
  • ■ 2ヶ国の場合は出発国と目的国の両方をカバーするパス

*一部の国のみがカバーされているパスをお持ちの方はお問い合わせください。

*注意:
フレキシータイプのパスでパスホルダー料金を利用する場合、乗車日の翌日をパスの使用日としてご記入ください。(19時ルール(注)が適用されます。)

パスホルダー料金を利用する場合は、列車乗車までに所持するパスをヴァリデーション(注)しておかなければなりません。

(注)パスのヴァリデーションについて:
パスは、そのままではご利用になれません。ご乗車の前に必ず駅窓口でパスポートとパスを提示し、乗車開始の手続きをする必要があります。

また、フレキシータイプのパスをご利用の場合、乗車日ごとに日付を記入する必要があります。

弊社でもヴァリデーション(別途手数料)ができますので、ぜひご利用下さい。
※一度ヴァリデーションを行ったパスは払戻できません。

(注)19時ルール:
フレキシータイプのパスを利用している方が19時以降の夜行列車を利用する場合には、乗車の日程が2日にまたがっていても、2日分をカウントせずに翌日の日付だけで乗車できるルールのこと。

*上記内容は予告なく変更となる可能性があります。予めご了承くださいませ。

詳しい料金はルート検索から

車両設備およびサービス

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各車両専用のアテンダントがサービスを行います。
監視カメラによりセキュリティー管理を行っております。
すべての便にすべての寝台が連結されるのではなく、便によって寝台の種類が変わります。

デラックス寝台 シングル:1人部屋,ダブル:2人部屋(*),T3:3人部屋(*)

  • ミネラルウォーターを各部屋にご用意。
  • 部屋での朝食サービス(朝食代は運賃に含まれております。)
  • ベッドとは別に窓際にテーブルスペースがあります
  • シャワー、トイレ、洗面台を備えたコンパートメントがあります。
  • タオル、各種アメニティーが用意されております。
  • エアコン完備です。
  • 各部屋のドアは内側から施錠できます。
  • ベッドの下に荷物置き場があります。
  • ÖBBラウンジ(ウィーン、ザルツブルク、インスブルック等)利用可能

*相部屋の場合、男女別となります。カップルや家族で占有利用の場合は同室となります。

エコノミー寝台 シングル:1人部屋,ダブル:2人部屋(*),T3:3人部屋 (*)

  • ミネラルウォーターを各部屋にご用意
  • 各個室に洗面台が備えられています。
  • 部屋での朝食サービス(朝食代は運賃に含まれております)
  • エアコンを完備。
  • 各部屋のドアは内側から施錠できます。
  • トイレは車両の端にあります。

*相部屋の場合、男女別となります。カップルや家族で占有利用の場合は同室となります。

クシェット(簡易寝台) 4、6人部屋(*)

  • エアコンを完備。
  • 簡単な朝食と炭酸がついてきます。
  • 男女混載
  • 最下段のベッドの下に荷物置き場があります。
  • トイレと洗面台は車両の端にあります。
  • 内側から施錠可能です。

リクライニングシート

  • コンパートメントと形式のゆったりとしたシート。
  • 座席上部を覆うヘッドレストに読書灯が据えつけられています。
  • シート部分が通路部分より高くなる段差がついています。
  • 毛布とクッションを貸し出しています。(別途料金がかかります。)

*ナイトジェットは、全車両が禁煙となります。

予約はルート検索から

知っ得情報

シティナイトラインは、ドイツを中心にヨーロッパで運行される寝台列車の名前で、また同時にそれを運営する鉄道会社の名称です。
これまでの夜行列車のサービスを超えてホテルと同等のサービスを提供しよう、というコンセプトを掲げて6年がかりで開発、1995年5月より運行を開始しました。
当初はドイツ鉄道、オーストリア国鉄そしてスイス国鉄の3ヶ国の鉄道事業者による出資でしたが、現在はドイツ鉄道の子会社となっています。ドイツ国内のほか、オランダ・スイス・オーストリア・チェコと各国に乗り入れを行っています。
シティナイトラインには、行き先に応じて「Berliner号」、「Orion号」などの名称がつけられていて、ヨーロッパでは人気の高い列車です。
個室寝台車には、洗面台のほかにトイレ・シャワーも備えるデラックスと、洗面台はあるもののトイレ・シャワーは別になっているエコノミーの2種類があり、シングルとダブルは両カテゴリーに、4人部屋はエコノミーのみに用意されています。
デラックスはパノラマ仕様の大きな窓からの眺めを楽しむことができ、またベッドとは別にテーブルも用意されています。ただ単に移動手段としての夜行列車ではなく、旅を楽しむことができるのがシティナイトラインの魅力です。
180人に上るクルーが、清潔なベッドと掃除の行き届いた車内、そしてきめ細かなサービスを提供しています。

*上記内容は予告なく変更となる可能性があります。予めご了承くださいませ。

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