クリスマス・マーケットの期間は11月末の週末からクリスマス前までの4週間が一般的。
この時期になると、どこに行っても可愛い飾りつけをした屋台が立ち並び、街の中心部は華やかな装飾やクリスマスツリーの輝きに煌きます。
そうして人々を引き付けると共に、ロマンチックな一時へと変えるのです。
都市紹介
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ミュンヘン(München)
南ドイツ最大の都市ミュンヘンでは市庁舎前のマリエン広場で「クリストキンドルマルクト」と呼ばれるクリスマスマーケットが開催されます。特徴はオーナメントの屋台が大半を占めること、ドイツ国内で最も充実していると言っても過言ではありません。クリスマスツリーの飾り、木製のモビールやピラミーデ(円錐形の燭台)、キャンドルなど、クリスマスを彩る手工芸品が豊富です。
ミュンヘン空港から 列車での
所要時間直行便 ジャーマン
レイルパス約45分 ○ ○ -
ニュルンベルク(Nürnberg)
世界中にその名が知れたニュルンベルクのクリスマスマーケットは、厳かな雰囲気の中「クリストキント」と呼ばれる天使に扮した女性が毎年オープン・セレモニーを執り行います。
まるで中世都市に迷い込んだ様な雰囲気の中で食べる特産品の焼きソーセージ、レープクーヘン…お腹も心も満足すること間違い無し!ミュンヘンから 列車での
所要時間直行便 ジャーマン
レイルパス約1時間10分 ○ ○ -
ドレスデン(Dresden)
ドイツクリスマスマーケットの発祥地と言われ、長い歴史があるドレスデン。その起源は1434年まで遡り、今なお伝統が息づいています。木工工芸品や、捺染布や陶磁器、シュトレン、レープクーヘン、フィリグリー・レース、アドベント・スター…良く知られたクリスマス用手工芸品やお菓子が屋台にずらりと並びます。
ベルリンから 列車での
所要時間直行便 ジャーマン
レイルパス約2時間 ○ ○ -
プラハ(Praha)
プラハのクリスマスマーケットは、旧市街のシンボルとも言える2つの塔が特徴的なティーン教会の前で開催され、ブースが所狭しと立ち並びます。魅惑的な装飾とシナモンとクローブの香りが漂う雰囲気が特徴的で人々を魅了します。定番はトゥルデニークというもちもちした食感のドーナッツのような伝統的菓子。冷えた体を甘くて温かいお菓子が癒やしてくれます。
ミュンヘンから 列車での
所要時間直行便 ジャーマン
レイルパス約5時間 ○ ○
※バスご利用時には別途、指定券のご購入が必要です。 -
ヒンターツァルテン(Hinterzarten)
日本語で「黒い森」を意味するシュヴァルツヴァルト。その神秘的なシュヴァルツヴァルト内に位置するラヴェンナ峡谷で開催されるクリスマスマーケットに、世界中から毎年何千人もの人が訪れます。幻想的な雰囲気を醸し出す光り輝く石造りの高架橋下で開催されるマーケット…訪れる人々に魔法をかけ、日常から解放してくれます。
フランクフルトから 列車での
所要時間直行便 ジャーマン
レイルパス約3時間 × ○ -
ムルナウ(Murnau)
コッヘル湖近くの閑静な場所にある野外博物館のクリスマスマーケットは、南ドイツの穴場的存在。地元の手工芸品、名産物や賑やかなアドベント音楽が訪問客を暖かく出迎えてくれます。温かい屋内で身体を暖めながら中世から伝わる職人技術の実演を見たり、子供向けの企画で工作を体験できたりと様々なことを楽しめる参加型のイベントです。
ミュンヘンから 列車での
所要時間直行便 ジャーマン
レイルパス約1時間 ○ ○
地図
動画
服装・持ち物のポイント
憧れのクリスマスマーケット。
オシャレもしたいけど、たんさく観光したいから動きやすさや歩きやすさやも大事だし…
観光に適した服装とは?
この時期のドイツはご想像通り、すごく寒いんです。
テント内で食事できるお店もありますが、外にテーブルだけ出している立ち食い形式の屋台も数多く、食事中にも寒さが身に染みてきます。
防寒対策をしっかりし、クリスマスマーケットを満喫しましょう♪
気温の変化
マーケットの楽しみ方
ちょっと一言
ヨーロッパ有数の鉄道王国・ドイツ。
国内全土に充実した路線網を展開するこの国での移動手段は、やっぱり鉄道がオススメ!
比較的物価高の国なので乗車券の値段も高め…。
だからこそ、ジャーマンレイルパスなどの鉄道パスが他国にくらべて有効的で常に人気を集めています。
日本からの直行便が乗り入れるフランクフルトやミュンヘンを拠点に、ドイツ周遊の旅はいかがですか?