トヨーロッパを鉄道で旅する楽しさがわかる!ラベルライター

なつきさんはこの春から社会人デビューしたばかり。
大学を卒業する前に春休みを利用して「クロアチア」「オーストリア」「チェコ」の3カ国を鉄道で旅しました。
今回のヨーロッパ旅行は人生で初めての一人旅。
街で出会った人々、鉄道旅の魅力、グルメ情報を得意のイラストを使ってコラムにまとめてくれました。

なつきさんの旅の歩み
クロアチア ドヴロヴニク 憧れのジブリの世界へ
スルジ山 山頂

ちっちゃい頃からジブリの中で一番大好きだったのは、「魔女の宅急便」。
オレンジ屋根の街並みを楽しそうに飛ぶシーンが大好きです。映画の舞台になったのが、クロアチアのドヴロヴニクという街。アドリア海の青すぎる海とオレンジ色の旧市街を一望できるスルジ山山頂に行ってきました。山頂にはケーブルカーを使って登ることができます。わかっていましたが、目の前にタクシーのおじちゃん。「15$で山頂まで行けるよ!」とのこと。まだホテルにチェックインする前で重いスーツケースを引きずっていたので乗ることにしました。
ですが、乗り込んでからもう一度確認した所、15$と50$を聞き間違えていたことに気づきました。「降りる!」と叫びますが、おじちゃんは「No Happy No Pay!!」。色んな所で君のカメラマンになるし、楽しませることを約束した後、40$まで値切り結局タクシーで行くことにしました。その言葉通り、山頂に着くまでの坂道で何度も車から降りては、おどけて私を笑わせ、たくさんたくさん写真を撮ってくれました。写真の総数はなんと100枚以上!?そしてちょっとうまい。頂上からの景色は本当に素敵でした。感動している私を横目におじちゃんはなんだか満足そう。

『アドリア海の真珠』と称されるドヴロヴニクを一望できるスポットです。ジブリ作品「魔女の宅急便」、「紅の豚」のモデルになった街とも言われている素敵な風景が広がっています。

これからクロアチア旅行を考える方へ… まずは、ケーブルカーがおすすめです。
だけどTAXIに乗ったら、もしかしたら「No Happy No Payおじちゃん」に会えるかも。

旧市街地散歩

路地のひとつひとつがどこをとっても絵になる街です。
みんなパンを食べながら歩いてるから私もクロワッサンを買っておさんぽへ♪

旧市街の入り口。横に広がるのは、およそ2000mの城壁。ここから散歩スタートです。

ピレ門からプラッツェ通りという旧市街の目抜き通りをまっすぐ歩いたところ。カフェやショップがたくさん。テラス席ではお昼からビール。

旧市街で楽しいのはやっぱり路地裏さんぽ。洗濯ものが干してあったり、色とりどりの花瓶が置かれているお家も。私のお気に入りの路地裏はここ。階段をのぼったところに黒猫ちゃんが!?ジジに会えた気分。

クロアチア スプリット 朝便の列車に乗ろう
旧市街のパン屋さん

角を曲がればまた1軒…というくらい旧市街にはパン屋さん。地元の人に愛される古き良き小さなお店から最近OPENしたばかりのオシャレなパン屋さんなどなど。
たくさんお店がありすぎてどこに入ろうか迷ったけど窓から覗いた時ニコッと目であいさつくれたお姉さんのいるパン屋へ。

具材たっぷりの大きなピザとクロアチアビールをお買い上げ。パン屋さんでビールが売られていることに感動です。日本でも売ってほしい。笑

夜の大聖堂

冬季は午前8:00~12:00しか空いていない大聖堂。残念ながら内部の祭壇や聖歌隊席を見ることはできなっかたのですが、夜にライトアップされた外観も素敵でした。
迷路のようなスプリットの旧市街ですが、大聖堂を目印に歩けば安心して夜のさんぽも楽しむことができます。

観光スポット情報

ディオクレティアヌス宮殿の敷地内で最も見ごたえのある聖ドムニウス大聖堂。
ぺリスティルの西側に位置し、八角形をした高い壁が特徴的な建物です。
この大聖堂は4世紀前半にディオクレティアヌス帝の霊廟として建てられました。

青空市場

スプリットの旧市街を囲む城壁の外の東側に青空市場があります。色とりどりの果物や生活用品、観光客向けのラベンダー製品などおみやげになるようなものもたくさん売られているので、ぜひ足を運んでほしいところ。英語を話さない地元のおばあちゃんが売っているブースなどが多いので「ドブロ・ユテュロ」(おはよう)、「コリコ・コシュタ」(いくら?)、「フヴァラ」(ありがとう)の3フレーズを覚えてから出かけましょう。

列車:ICN(インターシティ・ナギヴニ)

ザグレブ~スプリット間で運行しているクロアチア国鉄(Hž)の振子式高速列車です。全席指定制の為、周遊パスを利用するときはパスホルダーチケット(座席指定券)の購入が必要です。パスをご利用すると通常の2割~7割引でお買い求めいただけます。

鉄道専門店がアドバイス
◆ 便数が少ない海外の電車を利用するときの注意事項は!?

スプリットからザグレブに向かう日中便は1日に2本しかありません。そのため午後にザグレブを観光したいときには、朝一番の列車が欠かせません。早起きをして専属ライターのように朝の海を片目に朝食はいかがですか?

列車の出発が早朝だったので早おきしてパン屋さんでミートボールパンを買って海を見ながらさんぽ。ベンチでパンを食べます。太陽に照らされる海がキラキラ。とってもきもちいい朝ごはんでした。
◆ 海外の電車で早朝に到着したときは…

「朝活」という言葉もある通り、日本での早朝はポジティブなイメージ。一方のヨーロッパでは日の出の時間が日本より遅いので、外が暗いこともしばしば。そのため特に女性1人で暗い中行動するのはとても怖いことでもあります。大きな駅だと構内に待合室がありますので、そこで明るくなるまで時間を潰して観光を開始しましょう!

駅構内の待合室で5時まで待機し、5時過ぎから駅構内のカフェでコーヒーとサーモンクリームチーズのサンドイッチを食べながら日が昇るのを待ちました。
朝8時近くになるとだいぶ駅前の人通りが多くなってきたので、1時間近くかけて旧市街のほうへ歩きました。
◆ 日本とヨーロッパの気候の違いってなんだろう!?

湿気の多い日本と違い、ヨーロッパは大変乾燥しています。(注意しないと皮膚が乾燥して鱗のようになることも…!)そして日の出と日の入り時間がだいぶ違うので、夜8時を過ぎても辺りが明ることもしばしば。ヨーロッパに到着した後は、少しずつ疲れを癒やしながら体を慣らしていきましょう。

クロアチア ザグレブ 弾丸トラベラー必見 時間の活用法
カテドラーラ・マリーナ・ウズネセーニャ
~聖母被昇天大聖堂~

高さ100m以上もあるザグレブを代表する教会。外壁や塔はいつもどこか修復中なのだそうです。内部にはルネサンス様式の祭壇があって、花を片手に静かに祈りを捧げる人たちがたくさんいました。ひんやりと冷たくて厳かな雰囲気。昼に見るのも迫力がありましたが、ライトアップされる夜の時間帯もおすすめです。

Orient Express

このカフェの内装は往年の列車をイメージしてつくられたそうです。イスや壁が本当に列車に乗っている気分にさせてくれます。ザグレブのカフェは食べ物を出さない所が多いのですが、パンやサンドイッチの持ち込みができます。お立ち寄りの際は、軽食を買って行くことをおすすめします。

ドラツ市場

午前に毎日開くドラツ市場。野菜や果物、お肉や魚、なんでもそろうこの市場は「ザグレブの胃袋」って呼ばれているんだって。

聖マルコ教会

屋根のモザイク模様がとってもかわいい聖マルコ教会。おすすめは日曜日に行くこと。12:00と13:00に衛兵の交代式を行うんだって。ミサの時間には中に入ることができて、大きなステンドグラスを見ることができます。

Oranzカフェ

朝ごはんを食べたOranzカフェ。ケーキとキッシュの種類が豊富でモーニングからランチまで幅広く使えるお店です。Oranzってたぶんオレンジのことなのかな。店内はオレンジと白を基調におしゃれな雰囲気でした。

列車:OBBナイトジェット

2016年12月11日からオーストリアを中心にドイツ、スイス、イタリアの主要都市間を結ぶ夜行列車が、「NIGHTJET(ナイトジェット)」の名前で新たに運行を開始しました。オーストリア国鉄が運行を担当し、オーストリア内と他国の路線、国際線の幅広い区間を網羅しています。
寝台列車は別途寝台料金(座席やお部屋の指定)が必要です。ユーレイルパスをご利用の方は、通常の2割~7割引でパスホルダーチケットを購入することができます。

鉄道専門店がアドバイス
◆ もし電光掲示板に自分の列車が表示されなかったらどうしたらいいの!?

急な時刻変更や車両編成変更のため、電光掲示板に表示されないことがあります。焦ってしまう気持ちを抑えて、駅員に質問してみましょう!

今夜の乗る予定の寝台列車の発車時間は21:23。だが何度電光掲示板をみても21:20と21:27の表示の間にあるはずの私の列車名がない。不安になり焦ってお兄さんに聞いてみるとチケットをみて不思議そうな顔。“確かにおかしいね、でも4番線で大丈夫だと思うよ”親切に答えてくれたがなんとも頼りない、こっちは初めて寝台列車で国境を越えるんだ、もっと安心してから乗り込みたい‥。ちょうどいいところに警備員のお兄さん、半泣きで事情を伝えたら駅員さんに聞いてきてくれた。“1番線から乗るんだ。僕が聞いてきたから間違いない。よい旅を”これを聞いてやっと安心。
◆ 寝台列車で熟睡できるものなの!?

3人部屋はお部屋に3段ベッドがあり、いわゆる相部屋。
予約時に調整ができるので、圧迫感がある中段は避けるようにしましょう!

女子専用の3人部屋だったのですが誰も乗ってこなかったので1人でのんびり使えました。3段ベッドに洗面台、コンセントもあってなかなか快適。もっと簡易的なソファベッドだと思っていましたが白いシーツと枕とふかふかお布団があって寝心地も良さそうです。社内スタッフは降りる10分前に起こしにくるからゆっくりおやすみと言って電気を消してくれました。発車後、車窓からの景色を眺めながらうとうと、朝までぐっすり眠れました。
夜行だと夜の間に移動することができるので弾丸トラベラーの方には好都合です。

3人部屋をには3段ベッドがあります

個室寝台を選択するとお食事サービスがあります
  • ヘルシンキからロヴァニエミ

    日本ではサンタクロースエキスプレスの名で通っているこの区間は、季節にこだわることなく通年通して大人気♪

  • マドリードからリスボン

    寝ている間にヨーロッパ最先端の国に到着♪同じラテンの国でもポルトガルの方がのんびりしていることが町行く人々の雰囲気から感じ取れるでしょう。

  • 豪華列車

    オリエントエキスプレスを代表とする時間まで贅沢な旅、豪華列車。マックスビスタトラベルは日本で予約する場合の総窓口として日本語で細かなサポートをしています。

オーストリア ザルツブルク モーツァルトの町を散策しよう!
ゲトライデガッセ

「ゲトライデガッセ」とは旧市街のメインストリートにある歩行者専用の道です。
一軒ずつ鉄細工の看板がかかってるんだけど、これは文字の読めない人でもひと目で何のお店かわかるように作られたんだって。お店の入口からトンネルのように延びる通り道は「パッサージュ」と呼ばれています。
パッサージュに入らないとその奥のお店に何があるのかわからないのでなんだか宝探しをしている気分。お気に入りのパッサージュを見つけてみてください。

Cafe MOZART

ザルツブルクは、モーツァルトが生まれた町。
若きモーツァルトも食べたであろう「ウィンナーシュニッツェル」は薄くて大きいカツレツみたいな感じ。ラズベリージャムと一緒に食べるのだけど、これがとっても合う!!

モーツァルトの小橋

旧市街からモーツァルトの小橋を渡って新市街側に。
ここから旧市街を眺めるとカラフルな建物と山々、小橋と川が一望できるのでおすすめです。ここを歩いている時、絵に描いたような青空で感動した。

ミラベル庭園

ザルツブルクの見どころは旧市街だけではありません!!ミベラル庭園は「サウンド・オブ・ミュージアム」のロケ地になった場所。まったりお散歩している人がたくさん。花と緑に癒やされました。

列車:OBB(レイルジェット)

2008年より運行を開始した高速列車「レイルジェット」。新しい車両には走行地点と速度を表示する車内モニターが設置されているので自分がどこを移動中なのかが一目瞭然です。2014年12月にはウィーン中央駅が開業されたのでウィーン市内へのアクセスもよくなりました。全席指定制ではないのでユーレイルパスがあれば、そのままご乗車できます♪

鉄道専門店がアドバイス

オーストリア ウィーン「貴族文化の都市 ウィーンの見どころ」も公開中!!

オーストリア ウィーン 貴族文化の都市 ウィーンの見どころ

かつてオーストリアには国王や貴族が多く、王妃や貴婦人たちを喜ばせるためにケーキを始めとするお菓子文化が発達しました。
数々の文豪や芸術家が集った雰囲気のある老舗カフェ、煌びやかなカフェ。
あなたは誰と一緒に本場のカフェをいくつ体験しますか?

Cafe Sacher

5つ星ホテル『ザッハー』の1階にある「Cafe Sacher」はザッハートルテ発祥の名店。
濃厚でしっとりとしてて本当に美味しかった!スポンジの間にはアプリコットジャムがはさまっていていい香り。ウィーン風のウィンナ・コーヒー「ヴィーナー・メランジェ」と頂いた濃厚朝ごはんでした。

ベルヴェデーレ宮殿

クリムトの描いた本物の『接吻』は妖艶で甘美、きらびやかなで絵に引き込まれるように20分ほど立ち尽くしていました。ここでは、エゴン・シーレを代表とするセセッシオンの名作を観ることができます。
もし、ここに行くならクリムトの歴史や絵の意味を勉強してから行くことをオススメします。

Cafe Korb

町の中心部にあるテラス付きのカフェ。
とってもいい雰囲気なのにあまり混んでなくて落ち着いて過ごすことができました。
お目当ては「グラーシュ・スープ」。牛肉と野菜がゴロゴロ入ったビーフシチューのようなもの。付け合わせのブレッドは無料で付いてきます。

市庁舎前のアイストラウム

1月下旬~3月中旬まで市庁舎前広場でアイススケートが楽しめます。
夜に行ったからライトアップされていてとってもきれい。スケートリンクは、カップルや友達同士で賑わっていました。

列車:OBB(レイルジェット)

2008年より運行を開始した高速列車「レイルジェット」。新しい車両には走行地点と速度を表示する車内モニターが設置されているので自分がどこを移動中なのかが一目瞭然です。2014年12月にはウィーン中央駅が開業されたのでウィーン市内へのアクセスもよくなりました。全席指定制ではないのでユーレイルパスがあれば、そのままご乗車できます♪

鉄道専門店がアドバイス

続きは、来週5/26(金)更新予定
次週は、チェコ プラハ「チェコグルメを堪能する」を紹介。
乞うご期待!!

チェコ プラハ チェコグルメを堪能する coming soon
チェコ チェスキー・
クルムロフ
かわいすぎる フォトジェニックな街 coming soon

おすすめ鉄道パス

ユーレイルセレクトパス

今回のなつきさんのように【クロアチア、オーストリア、チェコ】といった3カ国を周って旅行される方は、ヨーロッパ26ヶ国から隣接する2、3、4ヶ国を自由に選んで旅をすることができるユーレイルセレクトパスがおすすめです。

ページトップに戻る