鉄道・列車で行くアムステルダム～デュッセルドルフ

ヨーロッパに訪れるなら一度は鉄道でのんびりと車窓から望む大パノラマに浸りながら眼下に広がる絶景を堪能することをお薦めします。
オランダの首都、アムステルダムは北ホラント州に位置し、元々は小さな漁村でしたが、街中の至る所に運河が張り巡らされ、17世紀には世界最大の貿易港として栄えました。
アムステルダムには世界的に有名な美術館があり、緑豊かな公園や花畑が町中で見られ、歴史的景観や建造物も多く点在しています。また周辺にはチューリップ畑が広がるハーレムや風車が立ち並ぶザーンセ・スカンス、チーズ好きにはたまらないチーズの名前の由来になっているエダムやアルクマールのチーズ市など、私たちがイメージするオランダそのものに出会えます。
約2時間20分弱、レッドレインの愛称として親しまれているタリスの1等席だと、時間帯によって異なりますがお食事、又は軽食のサービス付きです。ゆったりと変わりゆく景観を楽しむと眼前には、ライン川河畔に開けた町、またライン・ルール大都市圏地域の中心であるデュッセルドルフがあらわれます。
著名な芸術家を生み出したデュッセルドルフはカーニバルの開催都市としてとても有名で、毎年11月11日午前11時11分にに開始され、この時期は町がより一層華やいで訪れる人を魅了します。
また市街地中心部にあるホーフガルテンの公園に足をのばし散策するもよし、歴史を感じさせる園内にあるイエーガーホーフ城は、現在は劇場ミュージアムとなっています。ライン河岸のプロムナードを歩くと見えてくる高さ170mにも及ぶラインタワーの展望台からはデュッセルドルフ市街地を見渡すことができます。