ベルリン~ハノーファーの鉄道旅行
鉄道・列車で行くベルリン~ハノーファー
ドイツの首都となっているベルリンは今の平穏な国からは想像もつかないほど歴史的悲劇を物語るスポットが数多く存在します。東西ドイツを分断させていたベルリンの壁、ブランデンブルク門、東西ベルリンの検問所だったチェックポイント・チャーリーなど壁博物館に豊富な資料が残されており、歴史の舞台となったスポットから激動の現代史を感じ取ることができます。
美術館と芸術にも恵まれ3つの歌劇場を持ちオペラとクラシック音楽では世界各国から訪れる音楽家たち、寝転がって聴く夜のコンサートやエレクトロビートのバロック音楽、ベルリン国立バレエ団など現代的な歌劇で活気づいています。他にも、ドイツ連邦議会議事堂、戦勝記念塔ジーゲスゾイレ、シャルロッテンブルク宮殿、ベルリン大聖堂、博物館の島など、歴史の渦に翻弄され続けたベルリンを知るには、じっくりと時間を使いたい場所が多くあります。
ベルリンから僅か2時間足らずでハノーファーへ到着します。ハノーファーといえば世界最大の近代的な見本市会場がある都市として知られています。そのため産業やテクノロジー分野において、新たな開発が発表されるとこの都市で確認できます。観光スポットとしては2つの市庁舎やライネ宮殿や大庭園、ヘレンハウゼン王宮庭園。また王宮を起点とする「彫刻の道」も見逃せません。1979年にオープンしたシュプレンゲル美術館では数多くの20世紀の作品としてドイツ表現主義とフランス現代芸術、そしてニキ・ド・サンファルの作品が集まっています。また動物園ではスリル満点の体験ができるほか、温かみのある雰囲気を醸し出していますので多くの人が寛げる場所となります。