ベルリン~パッサウの鉄道旅行
鉄道・列車で行くベルリン~パッサウ
ドイツの首都ベルリンは東西に分裂されたうえに、東ドイツへの亡命を阻止する目的で西ドイツを包囲する壁が僅か一夜にして建設され、以来28年間も東西分裂が続きました。
街のいたる所に歴史的惨劇の爪痕がありますが壁の崩壊後に街は活き活きと進化を続け、もはやクリエーターを始め世界中の人が集まる「世界で最もクールな街」と名をはせ、イーストサイドギャラリーなどの見どころは今や芸術の街として現代アートを楽しむことができます。また、東西分裂の歴史を辿ることができるチェック・ポイント・チャーリーや壁博物館、テロのトポグラフィーなどベルリンの壁めぐりの観光人気は高まるばかりです。
ベルリンからパッサウまでは高速列車ICEを初め在来線に乗り継ぎをして約2時間の旅となります。長時間でも疲れることのない硬い目のシートを提供してくれるICE1等クラスのご利用もおすすめです。イン川、ドナウ川、イルツ川が一つになる三つの川の町パッサウは、世界最大のパイプオルガンがあるという聖シュテファン大聖堂や、オーバーハウスミュージアムの展望台から望むパッサウの町の眺め、ガラス博物館が名所となっています。イタリア風の建築カラーが色濃く溢れるパッサウはモダンでありながらも伝統的な美しい芸術作品が多く、旧市街の歩行者天国は洗練された雰囲気が漂います。
快適な遊覧船、ドナウ川のクルーズはどこをとっても見事なまで美しい景色を身近に感じられ鉄道とはまた違ったパッサウ近郊を楽しむことができます。
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