鉄道・列車で行くベルリン～シュトゥットガルト

世界中に放映されたベルリンの壁崩壊映像でベルリンと言えば壁と印象づけられる人も多いでしょう。壁崩壊は多くの人に勇気と感動を与えました。そしてクリエーターを始め世界中の人が集まり急速に多文化社会へと発展していきました。
市街地には歴史的建造物が多く残され、チェックポイント・チャーリーや一部残されているベルリンの壁、マッチ棒のような形をしたテレビ塔はブランデンブルク門と並んでベルリン観光で外せないスポットです。
ベルリンのシンボルとなっているテレビ塔内部には展望台があり、ベルリン大聖堂を始め市内を一望できます。豊かでゆったりとした時間が流れる景色からはかつての惨劇など創造もつかないかもしれませんが、辛い思いを経験した人々だからこそ平和の尊さを噛みしめています。
ベルリン西地区にはポツダム広場、ガラスと鉄骨から成る近代的な建造物はドイツ再統一後に建築されました。シャルロッテンブルク宮殿はベルリンで最も壮麗な城と称され、広大な庭園の中央に君臨する建築物で、美術品コレクションが所蔵されています。
ベルリンからシュトゥットガルまでは高速列車ICEを利用して約5時間40分、1等クラスの座席だとシートが硬い目なので疲れることもありません。シュトゥットガルトは都会と田舎、それぞれの持ち味がうまく調和されたバラエティーに富んだ町です。
新旧の宮殿、美術館、オペラ、バレエ、ベンツやポルシェの博物館など沢山の見どころがあり、中央駅前にある観光案内所で配布されるシュトゥットカードは各施設の入場料が無料、若しくは割引になるのでお得です。