鉄道・列車で行くフランクフルト～アムステルダム

ドイツ主要都市の一つフランクフルトは、国内外から多くの人が集まる玄関口となっており、飛行機や列車はフランクフルトを起点とし、各方面へと広がっています。
ヨーロッパ有数の技術を持つドイツ鉄道の交通網は全土に発達し、人々の交通手段として貢献しています。
ドイツ鉄道が誇る高速列車ICEは、隣国へと続き国際高速列車としても活躍しています。最高速度320kmにもなるスピードとは裏腹に、車内はとても静かで快適です。座席はオープンサロンとコンパートメントがあり、ファーストクラスである1等と2等車両があります。
シートは全て革張りとなっており、シックで落ち着いた雰囲気となっています。便によってはパノラマ座席がある列車もあり、運転席のように前方の景色を楽しむこともできます。高層ビルの立ち並ぶフランクフルトの景色から、緑の大地が広がる風景へと変わります。世界遺産であるケルン大聖堂が見えてくると、国際都市ケルンに到着です。
とても大きく見応えのあるケルン大聖堂は、ケルン中央駅の目の前にあります。ステンドグラスもとても綺麗なので立ち寄ってみてはいかがでしょうか。ケルンからアムステルダムへは約2時間40分です。赤レンガ造りの3階建てであるアムステルダム中央駅は、アムステルダム国立博物館を設計したカイペルスが設計しました。ちなみに、東京駅の赤レンガはアムステルダム中央駅をモデルにしたものです。他にもアンネフランクの家やゴッホ美術館、運河巡りなど名所もたくさんあります。