鉄道・列車で行くフランクフルト～ブレーメン

ドイツの北部に位置するブレーメンは、グリム童話の「ブレーメン音楽隊」で知られている街です。マルクト広場のすぐ傍に銅像が建てられています。
街にはオブジェや絵本のようなメルヘンチックな小路もあり、まさに童話の世界に入り込んだようです。可愛らしい街並みの他に、歴史的建造物も立ち並んでいます。マルクト広場にある市庁舎は、15世紀初期に建てられ北ドイツで重要な建築物で、ブレーメンのシンボルであるローラント像と共に世界遺産に登録されています。
ブレーメンへのアクセスは、ドイツの玄関口であるフランクフルトからドイツ鉄道が便利です。高速列車のICEで約3時間40分、途中ハノーファーで乗り換えとなります。駅には改札はなく、掲示板などを確認して乗車します。ICEは通常1時間に1便運行していますから、乗り換えとなるハノーファーに立ち寄ってみるのもいいでしょう。
ハノーファー中央駅から徒歩15分位のところにある市庁舎は、お城のような外観となっています。豪華絢爛な市庁舎は世界遺産に登録されており、ライトアップされた姿とても綺麗です。17世紀に造られたヘレンンハウゼン王宮庭園は、木や花壇などが幾何学模様に配置されているのが特徴です。
ハノーファーからブレーメンまではICEで約1時間です。窓からは緑の麦畑が一面に広がっています。綺麗で広々とした車内は、防音効果が高くとても静かで快適な空間となっています。観光をしながら鉄道の旅を楽しむことができるでしょう。