鉄道・列車で行くフランクフルト～ハイデルベルグ

フランクフルトの南にあるハイデルベルクは、旧市街の街並みや古城、ドイツ最古の大学がある学生街として有名です。留学生も多く世界各国から学生が集まり活気に溢れています。多くの詩人や芸術家も訪れ、戯曲「アルトハイデルベルク」の舞台として知られています。フランクフルトからは鉄道で約1時間と近く、多くの観光客が日帰りで訪れています。
ハイデルベルクまではドイツ鉄道の長距離列車であるICやICEが運行しており、ゆったりと寛いだ時間を過ごすことができます。高速列車のICEは防音効果が高く、最高速度が200km～320kmとなっても車内は静かで快適です。全席革張りのシートで高級感溢れるICEはとても人気があります。フランクフルトからハイデルベルクの車窓は、辺り一面緑の草木が広がっています。
シンプルな外観のハイデルベルク中央駅は、旧市街から少し離れており、駅からはバスやトラムが頻繁に運行しています。ネッカー川の山上に建つハイデルベルク城へは、ケーブルカーで登ることができます。フリードリヒ館のバルコニーからの眺めは絶景です。ネッカー川に架かるカール・テオドール橋は赤いアーチが特徴です。対岸から眺める橋と古城はとても美しい景観であります。ICEは通常1時間に1便運行しているので、日帰り旅行でも計画が立てやすく大変便利です。フランクフルトにある旧市街の中心レーマーや広場、大聖堂は外せない観光ポイントです。また、名物のりんご酒を飲みながら、本場のソーセージを頂くのも美味です。