鉄道・列車で行くヘルシンキ～タンペレ

フィンランドには歴史的名所の他に、オーロラやサンタクロース村など多くの観光スポットがあります。観光の一つとして人気が高いのがムーミン谷です。可愛らしい姿は私たちの心を癒してくれます。ムーミン谷は首都ヘルシンキより北西へ約180km離れたタンペレにあり、ヘルシンキから列車でインターシティやペンドリーノが運行しています。ペンドリーノは振り子式の高速列車で、最高速度は200kmとなり約2時間でタンペルに行くことができます。
ヘルシンキにはヘルシンキ大聖堂を始め、ウスペンスキー寺院、テンッペリアウキオ教会、カンッピ礼拝堂など名所が多くあります。また、デパートや専門店も多く、ショッピングを楽しむこともできます。
ヘルシンキ中央駅からペンドリーノに乗車すると、賑わいのある街並みから徐々に緑鮮やかな草原へと変わります。長距離列車であるペンドリーノは、新幹線のような座席となっており、各席にはゴミ袋が備え付けてあります。
スタイリッシュな建物のタンペル駅は鉄道の要衛となっており、東西南北へと多くの列車が発着します。工業都市として発展し、中心部には工業地帯の面影が残っています。メインストリートを抜け駅より約30分歩いたところに、タンペレ市立美術館があります。ムーミン谷博物館は美術館と併設しています。入口ではムーミンの銅像が出迎えてくれます。他にもロシア革命を率いたレーニン博物館やスパイ博物館もあります。なお、ヘルシンキからは日帰りで楽しむこともできます。