ヘルシンキ~トゥルクの鉄道旅行
鉄道・列車で行くヘルシンキ~トゥルク
フィンランド最大の国際空港があるヘルシンキは、日本からの直行便もあり、最初に足を踏み入れる街です。乗り継ぎ時間も短く、ハブ空港として多くの方が利用しています。
空港から車で約30分行くとヘルシンキ中央駅に到着します。駅から徒歩5分程のところに、街の象徴でもあるヘルシンキ大聖堂があります。広大な階段の上に佇む真っ白な大聖堂はとても幻想的です。ウスペンスキー寺院は、北欧最大となるロシア正教の教会です。清楚でシンプルなイメージのヘルシンキ大聖堂と違い、煌びやかな装飾が目を見張ります。
エテラ港からフェリーボートで約15分のろころに、世界遺産であるスオメンリンナ島があります。軍事要塞だった島には歴史的名所が多くあります。ヘルシンキの中心部あるエスプラナーディ通りは、デパートや民芸店も多くショッピング街として賑わっています。
ヘルシンキより西へ足を伸ばすと古都トゥルクがあります。スウェーデン統治時代の中心部であったトゥルクは、ハンザ同盟の都市として栄えていました。ヘルシンキからトゥルクへは特急ペンドリーノが運行しています。ペンドリーノはイタリアの振り子式高速電車で、車両のレール幅を合わせて使用しています。最高速度は200km、所要時間は約2時間です。街の中心部であるマーケット広場にはバスターミナルが並び、各観光スポットへの拠点となっています。アウラ川の河口にあるトゥルク城は、フィンランド三大古城の一つで、素朴ながらも重みのある古城です。
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