鉄道・列車で行くマンハイム～ミュンヘン

ミュンヘンはドイツ南部に位置するバイエルン州最大の都市で、ドイツの観光都市としては一番人気があるといっても過言ではないほど見どころがたくさんある街です。その一つが、850年の歴史を誇るその街並み。旧市街の中心部にあるマリエン広場に立つと、その周囲はゴシック様式で造られた歴史ある建物がそびえたちます。
一方のマンハイムは同じくドイツに位置し、ライン川とネッカー川の間に広がる大学都市です。マンハイムの街は道路がきれいな格子状に広がる珍しい構造をとっています。大学都市とあって、博物館や芸術ホールなどのミュージアムも多数存在します。博物館めぐりが好きな方にはうってつけの街です。そんなミュンヘン―マンハイム間は距離にして約300km。移動はドイツ鉄道が運行する高速列車「インターシティ・エクスプレス（ICE）」を利用して約3時間で到着します。ICEは最高時速300kmを誇り、ドイツを走る列車の中では最も高速。走りが非常に静かなので乗り心地は抜群です。
そして、ドイツの鉄道旅行の魅力はなんといっても車窓からの景色。大半は牧草地と畑ですが、きれいに整備された畑や一面の花畑が広がるその風景はとても美しく、長時間見ていても全く飽きることがありません。畑の向こうに広がる山々や、途中にある小さなかわいらしい家々もみどころです。マンハイムに近づくころには雄大なライン川が広がり、川沿いに建つ古城の数々も見て楽しむことができます。