プラハ~ドレスデンの鉄道旅行
鉄道・列車で行くプラハ~ドレスデン
ドイツザクセン州の州都ドレスデンはエルベ川を利用した交通で発展し、陶器の街マイセンにもチェコ共和国にも近い街です。ザクセン選帝侯の時代にイタリアからの影響で文化が花開き、クラッシック音楽ではドイツの中心地の1つとして繁栄。
チェコの首都プラハとドレスデンの間は国際列車ユーロシティが約2時間15分で結んでいます。プラハ本駅を朝出発すると午前中にドレスデンに到着するので、プラハ滞在中に日帰り旅行をすることも十分可能。国際列車が発着するプラハ本駅は、歴史を感じさせる駅舎の地下に近代的な設備やショップが充実しており、ティータイムのお菓子などを買って列車に乗り込むこともできます。
列車が進むヴルタヴァ川沿いの風景を眺めながらドレスデン駅に着くと早速市内観光へ。ドレスデン中央駅とエルベ川の間には多くの観光スポットがあります。その1つドレスデン城はザクセン選帝侯の居城だったところで、マイセン陶器で作られた壁画は一見の価値あり。その他にもツヴィンガー宮殿などザクセン侯の栄華を今に伝える建築物や大聖堂、フラウエン教会が見どころ。オペラに興味がある人は、ゼンバーオーバー(ザクセン州立歌劇場)でワーグナーやウェバーが活躍した往時に思いをはせるのもオススメ。ドレスデン城の南側にあるアルトマルクト広場はクリスマスマーケットで有名なところ。観光スポットに近く周囲にはカフェやお洒落なショップが多いので、休憩やショッピングを楽しめます。
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