鉄道・列車で行くプラハ～ミュンヘン

中世からの歴史を持つドイツ南部の街ミュンヘンはドイツで3番目の大都市。古い街並みと現代都市のインフラを合わせ持ち、出版や金融が盛んでオープンな雰囲気の街です。チェコのプラハからミュンヘンの間は国際列車ユーロシティが約5時間50分で結びます。1日3本出ている乗り換え不要の直行便が便利です。午前9時頃プラハを発つ便なら午後の3時頃に、夕方にプラハを発てば深夜にミュンヘンに到着します。
プラハを出発しヴルタヴァ川を渡った列車の車窓からはボヘミア地方の美しい風景を眺められます。電源ソケットが利用できるので、ノートパソコンでDVDを見たり音楽を聴いたりしながらの旅は列車ならでは。列車が到着するミュンヘン中央駅は観光客に人気のミュンヘン旧市街地から近くにあります。
ミュンヘン観光は旧市街地の中心部にあるマリエン広場から始めるのがスタンダード。黄金に輝くマリア柱像を中心に広場の周囲にはレストランやショップが建ち並びます。新市庁舎の精巧な仕掛け時計は見逃せません。マリエン広場の南側にはミュンヘンで最も古い聖ペーター教会があり、塔に上るとマリエン広場など旧市街地を見渡すことができます。
ミュンヘンにはそれぞれ特徴的な教会が沢山あり、フラウエン教会は2つの塔の屋根が玉ねぎ型のドームになっていて、ミュンヘンのシンボルです。また、ミュンヘンにはビアホールやビアレストランが多く、バイエルン料理と共に本場のビールを堪能できます。