ローマ~ピサの鉄道旅行

ローマ~ピサの鉄道旅行

鉄道・列車で行くローマ~ピサ

ローマ~ピサの間の鉄道は、ティレニア海を臨みながら、ローマがあるラーツィオ州とピサがあるトスカーナ州との間を運行している主要路線で、途中、幾つかの支線と接続され、ピサでフィレンツェとジェノヴァ行きの路線に分かれます。
首都ローマの隣のヴィテルボ県は、中世時代に大変栄えた街で、過去に多くのローマ教皇が住んでいて、その名残として、多くの建造物や彫刻や教会が残っています。ラーツィオ州からトスカーナ州に入るとグロッセート県を通ります。グロッセート県は、トスカーナ州の中部にあるチアンティ山地を源流とするオンブローネ川の下流の平野部にあり、オンブローネ川の河口はマレンマ自然公園の一部として指定されています。また、グロッセート市街は16世紀に建てられたレンガ作りの城壁に囲まれています。
次のリヴォルノ県の沖合の島々は、トスカーナ群島国立公園の一部に指定されていて、エルバ島はフランス皇帝ナポレオンが追放された島として、またモンテクリスト島は、この島を舞台として小説が有名であり、多くの観光客が訪れています。ピサはその地理的な位置により、古代5世紀頃からギリシアと交易があり、11世紀以降には海運国家として絶大な力を発揮しました。ピサの観光で有名なのはやはりピサの斜塔で、世界遺産に指定されています。ピサの斜塔はピサ大聖堂の鐘塔で、建設場所の土質の不均一のため傾斜し、めずらしいために多くの観光客が訪れます。

ローマ~ピサのイメージ画像
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