鉄道・列車で行くユトレヒト～アムステルダム

ユトレヒトからアムステルダム間の鉄道は、インターシティーの列車で、通常の1等と2等の座席以外に、携帯電話を使用しない・大きな声を上げない静かな席というのも設けられています。ユトレヒトからアムステルダム間の距離は、約40kmを30分程度で結ばれています。
ユトレヒトはオランダの中部に位置していて、鉄道や道路のハブ的な重要拠点となっています。ユトレヒトは、歴史的には、8世紀からのオランダカトリック教の中心として、現在でもユトレヒト大司教が担っており、それ以外のキリスト教の宗派もユトレヒトに事務所を構えています。観光としては、宗教関係の建物が人気で、大聖堂教会や大聖堂の塔、聖カタリネ大聖堂などがあります。大聖堂の塔は高さが112mあり、この塔の高さを越える建物は建ててはいけないという暗黙のルールが現在まで守られています。それ以外の観光地としては、うさぎのキャラクターとして世界的に有名なミッフィーの展示物がある中央博物館や鉄道博物館などがあります。
アムステルダムはオランダの首都として人口80万人の大都市です。17世紀には最盛期を迎え、オランダ東インド会社が設立されて、アジアや北アメリカ大陸やアフリカ大陸やインドネシアや南アメリカ大陸までの広範囲の貿易のネットワークの拠点として君臨しました。現在では、オランダ東インド会社本社跡として残っている建物が、博物館として残っています。