鉄道・列車で行くザグレブ～リュブリャナ

クロアチアのザグレブからスロベキアのリュブリャナ間の鉄道は、直行便にて約2時間20分程度で結ばれます。ザグレブはサヴァ川湖畔にあり、クロアチア共和国の首都として、中央政府、行政機関、各省庁など、ほとんどの機関が集約されています。
観光地としては、聖母被昇天大聖堂や聖マルコ教会などがあり、国葬などの国家的行事はこの聖マルコ教会にて行われます。ザグレブ中央駅は鉄道の拠点であり、ブダペストやベオグラードやウィーン間が約6時間程度で結ばれており、夜行列車はミュンヘンやチューリッヒ間が結ばれています。また、ザグレブ市にあるケーブルカーは全長66mと世界でもっとも短いケーブルカーとして、観光地として人気を呼んでいます。
リュブリャナはスロベニアの首都として人口約30万人を擁しています。観光地として人気のあるのは、市内を流れるリュブリャニツァ川を見下ろす位置にある丘にあるリュブリャナ城、聖ニコラオス大聖堂、聖ペトロ教会、リュブリャニツァ川にかかっている4頭の竜の彫刻のある竜の橋です。2010年に開通したリュブリャニツァ川に架かる歩行者専用の橋は、肉屋の橋と呼ばれており、この橋にはパリのポンテザール橋のように恋人同士が結ばれるようにと橋のワイヤーに南京錠が掛けられていて、観光スポットになっています。また、美術館や博物館として、スロベニア国立歴史博物館、スロベニア民族誌博物館などがあります。