鉄道・列車で行くチューリッヒ～ルツェルン

ルツェルンはスイスの中央部に位置していて、チューリッヒから南西方向にあります。チューリッヒ～ルツェルン間には、鉄道が運行されていて、高速列車を使用して最短時間45分で結ばれています。
ルツェルンは、ルツェルン州の州都として、スイス国内でも4番目に大きいルツェルン湖の湖畔沿いにあり、標高2132mのピラトゥス山と標高1797mのリギ山を望む位置に市街地が作られています。
ルツェルンでは毎年開催されるルツェルン音楽祭が有名で、年間10万人以上の観客が集まります。コングレス・ハウスと音楽ホールを使用して1938年に第1回目が開催され、現在は春夏秋の年3回開催され、春のイースターの時期には宗教音楽や交響曲の演奏会、夏の時期には毎年テーマを決めて、特定の作曲家や演奏家がクローズアップされた演奏会、秋の時期には鍵盤音楽に特化した演奏会がそれぞれ開催され、実績のある有名人から若手まで幅広く出演しています。
ルツェルンの観光地としては、ロイス川にかかるカペル橋やシュプロイヤー橋、リヒャルト・ワーグナーの邸宅を改装した記念館、ヨーロッパを代表するスイス交通博物館などがあります。
チューリッヒはスイス最大の都市です。観光地としては多くの美術館や博物館もあり、また、8世紀から9世紀に建てられたグロスミュンスター教会やチューリッヒ聖ペーター教会、13世紀の聖母聖堂などの歴史のある教会があります。