(ベルギー・フランス編)
現在『Hanako』の公式サイト『Hanako.tokyo』にて旅に関するコラムを連載している、ライターの前田紀至子さんに、ヨーロッパ鉄道の旅で見た・感じたステキな魅力を語っていただきました。鉄道旅が楽しくなるヒントがたくさん詰まっています!
旅は、いつだって私に新しい発見や驚きを与えてくれる大好きな存在。たとえば今回、鉄道を目いっぱい利用して旅したベルギーとフランスで、私が得たものとは?この旅で乗った、たくさんの素敵な乗り物の振り返りと共に、その魅力をお話したいと思います。
せっかくのヨーロッパへ行くならちょっぴり奮発を。いいこと尽くめのエールフランスビジネスクラスの魅力とは?まずヨーロッパに行くための最初に利用する乗り物といえば、飛行機。今回は羽田空港からパリ=シャルル・ド・ゴール空港へと向かう直行便でしたが、飛行時間は約13時間弱。
想像以上に長く感じるこの時間、おすすめしたいのはビジネスクラスの利用。広々としたシートなら、思う存分身体を休めて眠ることができるので、到着時にも少しも疲れを感じません。それどころか、着いた瞬間から絶好調でいられるはず。
ついつい欲張って食べたくなる機内食や、目移りしてしまうほど豊富なドリンク類。さらに映画のお供に嬉しい軽食など、CAさんのホスピタリティ溢れるおもてなしも含めて感激すること間違いなし。 素晴らしい体験としての思い出も含めて、ここは少し奮発してビジネスクラスにしたいところ。
到着したら、まずはベルギーへ。 空港と同じ建物内にある駅から行けるTGVへの乗り換えは、想像以上に簡単!
今回の旅は、ベルギー滞在からスタート。 パリ=シャルル・ド・ゴール空港に到着したら、空港と同じ建物内にある、シャルル・ド・ゴール空港第2TGV駅からTGVに乗り換え。今回は、マックスビスタトラベルでユーレイルパス(乗り放題チケット)を用意して行きましたが、ブリュッセルへは乗り換えなしで1時間12分。 実は私、鉄道で国をまたぐのはこれが初めて。最初こそ内心ドキドキしていましたが、想像以上に簡単便利で、気付けばあっという間にブリュッセル。これってなかなか素敵かも。
ブリュッセル中央駅から約10分の場所にあるホテル・メトロポールにチェックイン。その豪奢なクラシックな佇まいに興奮しながらも、荷物を置いて早々に出発。目指すは、憧れのアントワープ。 アントワープ中央駅の、芸術と言っても過言ではない建築にときめきつつ、街に出て文化的な街並みを探索。 到着日というのが嘘のように、微塵も疲れを感じません。
帰りも、もちろん鉄道で。車体に描かれたグラフィティのセンスだってヨーロッパならでは。世界一美しいカフェとも呼ばれるロワイヤルカフェをはじめ、フォトジェニック過ぎるほどフォトジェニックなアントワープ中央駅は、駅構内だけで、何時間も余裕で過ごせそうなほど。
前回のフランス&ベルギー旅に続く二度目の鉄道旅。行き先は、初めてのイタリア。約一週間かけて、訪れた様々な場所に関する思い出を、魅力溢れる乗り物中心にご紹介したいと思います。
現在『Hanako』の公式サイト『Hanako.tokyo』にて旅に関するコラムを連載している、ライターの前田紀至子さんに、ヨーロッパ鉄道の旅で見た・感じたステキな魅力を語っていただきました。鉄道旅が楽しくなるヒントがたくさん詰まっています!